陵辱秘書室

陵辱秘書室
諏訪山ミチル/著
周防佑未/イラスト

お前は私の性欲処理のためにここに呼ばれた

新入社員の聡は秘書課社長室付に配属となる。だが、聡の仕事は社長の東海に夜ごと抱かれることだった。

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「……おかえりなさいませ」
 身体のふるえをおさえ、聡は叶野に教わったとおり、畳の上でジッ、と平伏していた。
 あごが持ち上げられ、おそるおそる上をのぞくと、猛禽の目が見下ろしている。
 昼間もこうして触れられたが、あのとき一瞬見せたのは、これからのことを想像しての笑みだったのだろうか。
「……待ちかねたぞ」
!?
 熱い唇が、聡のそれに覆い被さってきた。
「……んっ! んんっ……」
 すぐ畳の上に押し倒され、上から厚みのある男の身体に押しつぶされる。
 息をしようと口を開けた瞬間に、ぬるりと舌が忍び込んできた。
「んんっ! んっ!」
 つい、腕を厚い胸板に突っ張って、聡はその身体から逃れようとした。
 しかし東海は掛け布団をはねのけると、その上に聡の身体を突き飛ばした。
 振り返ってこわごわ見上げると、東海は着ていたものを脱ぎ、無造作にその辺りに投げ捨てている。
 一糸まとわぬ裸身が目に入り、それを正視できずに聡は顔を逸らした。
「や……」
 のしかかる男の重み。
 スポーツマンでならした彼らしく、肉体は頑健で、厚い胸板が男の強さを物語っている。
 覆い被さってきた東海の熱い吐息が首筋にかかった。
 すると、音もなく叶野が部屋に入ってきて、脱ぎ捨てた衣服を拾い始めた。
 スーツを床に置いたままではシワになる。だからといって、社長が性行為に及ぼうとしているのに、部屋に入り込むなんて無礼もいいところだ。
 目の前で行われていることに、何も感情を動かされず、淡々と仕事をこなしている彼に、聡は驚きと羞恥を隠しきれなかった。
 衣服を抱えた叶野が去ってしまっても、自分のこんな場面を見られたことでさらに動揺が激しくなった。
「あ……っ」
 寝間着の裾が乱暴に割られ、怯えて縮こまっている中心を掴まれた。
 身体ごとのしかかられ、首や胸元に唇を這わされた。
 東海の手の動きが、吐く息が、一つの目的に向かっていることははっきりしている。
 つまり、自分を犯そうとしているということだ。
「い、いや……」
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