Dr.の淫らな恋愛処方箋

Dr.の淫らな恋愛処方箋/牧山とも
牧山とも/著
隆巳ジロ/イラスト

いい具合に強情に育って、泣かせ甲斐があるな

三人兄弟の末っ子として大切に育てられた和葉の天敵(?)は、幼馴染みで整形外科医の英章だった!

[crown]ジャンル[crown]
医者/フラワーショップ/ブラコン


[crown]ちょっと立ち読み[crown]
 それにしても、なんというか、意外だった。医者のくせに、こんなことまでできるなんて。ただ普通に患者を診察しているだけかと思ったから、これには驚いた。
「少し荒れてるけど、綺麗な手だね。指も細いし」
「綺麗とか言われても嬉しくない」
 ところが、人がせっかくちょっとは見直してやれば、早速台無しだ。
 男相手には不適切な発言である。閉じていた瞼を開き、和葉は英章を睨み上げた。しかし、彼は堪えたふうもなく、逆に反論を寄こす。
「事実を言ってなにが悪いのかな」
「なに…」
「和葉はどこもかしこも綺麗で可愛い。でも、花屋っていう職業柄、手荒れは仕方ないからね。ハンドクリームでしっかりケアしないと」
「だから、変なことを言うな」
「別に変じゃないだろう。ちゃんと塗ってるの?」
「な?!」
 直後、ぺろりと指先を舐められて硬直した。
-2008/05/27-
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